マルチプレイで気を付けておきたいこと

GreenMaker

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ここではマルチプレイでの注意点について説明します。

あくまでも個人的見解ですので参考までに。

結論から言えば、マルチプレイではソロプレイとは違った立ち回りが必要になります。
理由として、ダメージキャンセル(DMC)の存在があります。


〇ダメージキャンセル(DMC)について

ダメージキャンセル(DMC)
とは、複数のプレイヤーが同じ敵に同時のタイミングを攻撃を行った場合、
一番低いダメージが参照されてしまう現象です。
その他のダメージは入らなかったことになります。


例えば、サテライト・リザードに対し、以下の攻撃が同時に起こったとします。

1) HUがエクスキャリバーで攻撃して1000のダメージを与えた。
2) FOがラフォイエで300のダメージを与えた。

この場合、2)が優先され、結果的にサテライト・リザードには300のダメージのみが与えられたことになります。


ソロプレイでは、RAがスプレッドニードル(針)を使うことや、
FOが上級テクニックを用いて敵を攻撃すること
は非常に有効です。
しかし、マルチプレイではそれらの行為はあまり有効ではありません
与えるダメージが低く、DMCを誘発してしまうことが多いからです。
しかも、広範囲であることが災いして多くの敵にDMCが発生してしまう恐れがありかなり微妙。

DMCが多く発生すると戦闘が長引き、周回効率が下がります。
また、ダークフロウやバーサーク武器を使っている人にとっては、
DMCが発生すると本来倒せるはずだった敵が倒せずに、
反撃を受けて自分が倒されてしまう・・・といったケースにもなりかねません。

マルチではこのDMCをどれだけ防げるかがポイントになります。


〇RAについて

RAの針はノーマルアタックやヘビーアタックによってダメージを与えるのが目的ではなく、
マヒやヘル、デーモンといったEX攻撃が主となります。

ヘヴンパニッシャーなどによる天罰攻撃もDMCを誘発しやすいのでお勧めできません。
(エフェクトが派手であるため、視覚による刺激が強く目に負担がかかるのも×)

特にレイマールは攻撃力が低い(FOの次点である1145)ため、高攻撃力武器によるごり押しも微妙。
デーモンを主とした立ち回りが有効と言えます。
ソロでは最強格のレイマールですが、
マルチでは慎重な立ち回りが求められる職となっています。
(個人的には針を持てるFOといった印象)

レイキャシールも攻撃力が控えめ(1175)で相当厳しい職となります。
鉄のためデーモンも使いにくいのがさらに厳しい。
レイキャスト(箱)より高い命中を活かし、
FTによる凍結→ヘルや麻痺による拘束時間延長などの搦め手を利用していきたいところ。


〇FOについて

FOの場合、ジェルン・ザルアの補助テクニックもDMCの対象になります。
敵が出現したらすぐに補助をかけておきましょう。

FOが攻撃テクニックを使う状況は以下の通り。

アイテムボックスを破壊するとき(範囲の広いラフォイエ・ラゾンデ、詠唱速度の速いギゾンデなど)
・登場時に無敵判定がなく、かつ火属性が弱点の敵(シノワブルーやリザード系など)に置きギフォイエ
・リリーやメリカロル系をのけぞらせるためのラゾンデ
・闇耐性の低い敵へのメギド
・EP4ボス 第二形態のコア破壊(PT編成によって別の職が担当することもある)

など。

例外として、他のメンバーと連携を取り合っていて、事前に攻略方針を決めている場合、
上級テクの利用は問題ありません。
(例えば、トカゲの処理をFOに一任している場合など)

置きギフォイエは坑道、クレーター(ドルフォンが出現する場合は要検討)、地下砂漠ではかなり有効ですが
CCA、プラント、塔では有効に働く場面がないためやらない方が良いでしょう。

置きギフォイエの利点は敵の出現時に即座にダメージが入ることです。
出現時にDMCの発生はほぼ起こらないため、
疑似的に敵のHPが減った状態で戦闘に入ることができます。

ギフォイエ自身も他のテクニックと同様DMCの対象になります。
次のWAVEを想定し、ギフォイエが有効でなければ詠唱をやめて別の行動をした方が良いでしょう。


〇DMCの対策

DMCを防ぐには、
複数で1体の敵を狙わないようにするのが一番です。
もしも狙う場合は、エクスキャリバーやヘヴンストライカーなどの高攻撃力の武器で攻撃することが有効です。
どの敵を誰が狙うか決めておくと良いでしょう。
一般的に、攻撃力の高いキャラがHPの高いヒルデルトや中ボスなどの大型種を担当することが多いです。
攻撃力の低いキャラは、小型種の掃討やデーモンによる削りが主となります。

また、チャージバルカンは単体で狙うなら強い武器ですが、
複数で狙う場合はDMCが発生しやすいため微妙です。
ラストスワンも同じ理由で使いどころを選ぶ武器となります。
 
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先日のアプデによりDMCの発生がなくなりました
上の記事は過去の遺物とお考え下さい。

これにより最大ダメージが上書きされることがなくなりましたが
FOの上級テク連打やRAの針連打などの小さいダメージを広範囲に与える行為は得策ではないことは変わりません。
敵の殲滅スピードが速い訳ではないためです。

DMCを防ぐ方法はそのままスムーズにクエストを進行させる方法につながります。

最大ダメージの意識は非常に重要です。敵を少ないステップで倒すことが戦闘を短くするコツになります。
 単体火力の高いエクスキャリバーヘヴンストライカーを属性値最大まで上げれば1ステップで倒せる敵は少なくありません。
 (一部の敵は属性値による補正が効かないので注意)

 HUの大きな優位点であるDFは、EX攻撃である5本の衝撃波を根元部分で当てることにより5ヒットさせることができ非常に強力。
 HPを1/8まで削っておく必要があるものの、敵を一振りで倒すことができるのは極めて有用です。
 
 単体火力でいえばチャージ(もしくはバーサーク)バルカンがありますが、
 マシンガンモーションは硬直が長く上記2つより遅くなります。優先度はやや下がります。
 マシンガンの有用性は単体火力の高さではなく、敵がもう1体背後にいた場合まとめて撃ち抜くことができることにあります。

 「この敵はエクスのN-Eで倒せる」など火力の関係が把握できていると良いでしょう。
 シフタLv20でも倒せる、ザルアは不要なども抑えらえると良いです。


また、この機会に戦闘をスムーズに行う方法を紹介します。参考までに。(2023年2月HBR攻略記事から抜粋、一部改変)
上級者向けの内容が入っていることがあるかもしれないので、そういう心がけで動いている人もいるという認識で問題ありません。
※以下のプレイを強要するわけではありません。ご承知の上、閲覧ください。

敵の配置を覚える。

 このゲームのクエストは敵が決まった位置、向きに配置されています。(AOシリーズなどの例外もあり)
 そのため、配置を覚えていれば次に来る敵を予測することができます。
 敵の配置をすべて覚えていなくても、危険なWAVEとその前のWAVEを覚えていればOK。
 デルバイツァのような強敵も、出現するタイミングを覚えていれば対処は楽です。
 普段苦戦しているWAVEは配置を覚えておき、スムーズに対応できるように準備しましょう。

 また、出てくる敵には微妙に個体差があります。湧きで決定しているため覚えてしまえば問題ありません。
 分かりやすいのはデルバイツァで、登場時に突進攻撃をしてくるタイプ(突進型)と、
 突進せずに発生位置でブレーキをかけるタイプ(停止型)があります。
 突進型は攻撃してくるため予測できないと突進攻撃を食らいダメージを受けてしまいますが、
 ギフォイエで対策できたり、プレイヤーの位置によって突進方向を誘導できるメリットもあります。
 (その他にもカナバインは登場後から攻撃を受け付ける時間に微妙な個体差があり、
  ギルチッチのビーム攻撃の頻度や転倒の確率は個体によって異なるそうです。)


 よく目にする準備として、ギフォイエを利用した方法があります。
 ギフォイエは効果時間が長いため非常に優秀なテクニックです。

 ・鉄の場合、ツインブレイズEXを利用してギフォイエを使い、トラップを設置することで即座に起爆させることが可能。
  FOが空間起動歩兵中尉外套(通称マント)を装備することでFOがトラップを視認できるようになり
  自身のテクニックで起爆させることも可能。(トラップを視認できる装備であればマント以外でも代用可能)
  この場合、鉄がトラップを起爆させる必要がなくなるためトラップ設置後即座にメインの攻撃を行うことができます。

 ・FOの場合ギフォイエをあらかじめ唱えておくことで
  炎属性が弱点かつ出現時の無敵がない敵(シノワブルーやリザード系、メリッサなど)に出現後即座にダメージを与えることが可能。
  坑道、クレーター、地下砂漠で有効とされています。それ以外では効果が低く控えた方が良いでしょう。

 位置だけでなく敵の向きも重要です。
 向きが正面だとのけぞりキャンセル(出現時ののけぞりを無視して即座に攻撃に移る現象)を起こして攻撃を受けてしまうことがあります。
 敵の背後を取ることで敵が回り込むまでの時間を稼ぐことができます。

 また、EP4のリザード系は後方からなら飛び道具による攻撃が通ります。
 特にサテライトリザードは闇耐性が低いため、後方からヘル針で倒す動きはかなり有用です。

パーティの役割を理解しておく。

 どのゲームでも重要なことですが、自分の役割を理解しておくことが大切です。
 主な職の特徴は以下の通り。(マルチ考慮)

 HU攻撃力が高く、DFが装備可能。単体の火力が高く、高耐久の敵を倒すのに向いている。

 馬  :ガラティーンのEX攻撃で繰り出される火力が最大。デーモンとの使い分けができる中では最大火力。
 乳  :Lv20補助テクニックが使える。DFが4本欲しい場合は補助役になりやすい。
 旦那 :攻撃力最大。低い命中は高Hit武器で補えば良い。
 忍者 :HUの中では命中が高く、2段目のEが通る可能性あり。ヘルが使いやすい。

 RA命中が高く、アームズなどで複数の敵をまとめて処理できる。ヘル針の存在から闇耐性の低い敵の処理が得意。

 尻  :命中が最も高く、デーモン・ヘルの期待値が最大。SDLv15でも十分な場面であれば補助役も兼任できる。
 丸  :SDLv20。パラソルやクレイオーの存在から補助面では尻よりも優秀。
 箱  :RAの中で一番攻撃力が高い。DLSによる単体火力処理能力がかなり高い。
 メイド:トラップを使える中では最高命中を誇る。箱よりもヘル期待値は上。

 FOLv30補助テクニックでHU,RAをサポートする。戦闘面は小型の単体処理くらいなら可能。

 農夫 :FOの中では攻撃力が一番高い。王子との大きな差別点はガラティーンを装備できること。
 鈴  :ショットとスライサーモーションの良さは他のFOとの大きな差別要素となる。グランツ補正最大。
 王子 :ギフォイエの威力が最大。エクスキャリバーは装備可能。
 ぽん :FOの中で命中が一番高い。ヘルの期待値はFO最大。メギド貫通。


 役割としては、大きく分けて殴り-大型討伐(HU)、小型討伐(RA)、補助(FOなど)の3つがあります。
 攻略するクエストによって役割の比重は異なり、クエスト内でも役割が変動する場合があります。

 次の湧きにもよりますが、敵の湧きが3体以下ならHU,RAの3人がエクスキャリバーなどの単体武器で処理する方が有効。
 4体以上の場合から事情が変わります。以下3つの選択肢に分けられ、状況によって判断すると良いでしょう。
 ・補助役が殴りに参加する
 ・アームズやディスカなどの多ロック武器で戦闘する
 ・単体武器の攻撃を複数回行う

 パーティ構成によって役割が変わる職もあります。
 例えば、乳や丸はFOの役割を兼任する場合があります。
 FOが殴りをすることも状況によってはあり得ます。

 基本的には敵の湧きを想定して、倒す敵を分担しておくことが重要です。

 補助役はシフタをかけるのがメインで、ザルアは敵によってはかけない場合もあります。ジェルン、デバンドは余裕がある場合に。
 FOは戦闘による貢献が難しいため戦闘面以外での行動(アイテムボックスの破壊やスイッチ押し)を行うことがあります。

移動を最小限に心がける。

 移動しているときは攻撃することができません。
 そのため、動く範囲を最小限にすることが重要です。

 個人的には、先頭役という役割を一人に与えることが重要だと思っています。
 部屋のWAVEの終盤に次の部屋への扉で待機し、すぐに次の部屋へ向かうキャラのことです。
 次の部屋の敵を出現させておくことで、敵が攻撃を受け付けるまでの待っている時間を短縮することができます。

 移動や分岐の多いクエストでは、この先頭役が随時パイプを建てることですぐに合流することができます。
 リューカーだと詠唱時のロスがあるため、テレパイプの携帯は必須です。

 先頭役は敵の配置によって変わってきます。
 出口に近いプレイヤーか、次のWAVEに一番対応できるプレイヤーが候補となります。

敵の倒す順番を決めておく。

 敵によっては倒すのが難しかったり、危険な行動をしてくるものがあります。
 戦闘を長引かせないためにも、敵を倒す順番(優先度)を決めておきましょう。

 基本的には、放置しておくと厄介な敵(即死攻撃や状態異常、スタンを引き起こすもの)が優先度が高め。
 オブリリーやメリカロル系はその筆頭ともいえるでしょう。

 別の視点としては、出現してから攻撃を受け付けるまでの時間が長い敵(メリルリア等)や
 倒されるまでの判定が長い敵(パンアームズ、凍結時のダークガンナー)も候補となります。
 戦力が豊富な場合、後者を優先すると短い時間で戦闘を終わらせることができます。


 これらはパーティ内の状況によって変わってきます。前もって決めておくとスムーズに行きます。
 
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